11月7日、重慶対外経貿学院外語外貿学院は二級教授、博士課程指導教官、中国英漢比較研究会認知翻訳学専門委員会常務理事、中国高等教育学会外国語教育研究分会理事、国家社会科学基金通信審査専門家、四川省外国語文学専攻の教育指導委員会副主任委員、四川省学術・技術指導者、四川省認知言語学研究会副会長、四川省応用外国語研究会副会長、四川省優秀教師、四川師範大学外国語学院院長である曹曦穎教授を招き、我が校の翻訳専攻の学生を対象に、合川Bキャンパスの8307号教室で「社会的視野における仏経と『聖書』の翻訳の比較研究」というテーマの講座を開催した。
講座の冒頭で、曹教授は国家のニーズと国際情勢というマクロな視角から翻訳人才の需要比率を分析し、学生たちの専攻に対する理解と認識を広げる同時に今日のテーマにも導入した。曹教授の研究と共有した内容により、仏経と『聖書』の翻訳は異なる時期にそれぞれ違いがあり、絶えず発展しており、そこには中西翻訳事業の発展の縮図が映し出されていることが分かった。最初の直訳さらには硬直的な訳から、次第に意訳へ発展し、そして直訳と意訳を融合させ、翻訳方式を最適化し、元の意味を保ちながら構造形式の最適化と普遍的な受け入れを実現した。また、曹教授は鳩摩羅什、魯迅、郭沫若などの名家の翻訳主張を挙げ、「両経」の翻訳の異同は本質的に中国と西洋の慣習、資本、地区の相互作用と影響の結果であることを強調した。学生たちが翻訳方法などに対する理解が一層深くなった。
曹教授の講演は、翻訳専攻の学生の国際的、歴史的な深層思考を広げる上で重要な役割を果たした。今回の講座は、学生たちの視野を広げただけでなく、キャンパス文化の多様性と豊かさを促進し、さらに学生たちが専攻を認識し、学業を進歩させ、自己を発展させることに重要な影響を与えた。
翻訳実践の成り行きについて解説している曹教授
地区、慣習、資本という視点から「両経」の翻訳の相違点と共通点について解説している曹教授
曹教授の講演を総括し感謝の意を表す李院長